週刊「スタジオ翁」ニュースレター vol.102

このニュースレターは音楽制作からリリースまでを個人で完結させる、次世代の音楽クリエイターに向けて書いています。

プロに限らず、誰もが音楽を作れる時代になり、AIや最新のテクノロジーを活用することで、本来ならエンジニアに任せるような仕事も個人で完結できるようになりました。

あなたがプロを目指している音楽家であれ、これから音楽を仕事にしたいクリエイターであれ、AI等を活用した次世代の音楽制作、時代に合った新しいリリースの方法を模索しているならきっと参考になるはず。

目次

  1. 近況

  2. 作曲とミキシングのアイデア帳

  3. 今週の音楽ニュース

  4. サービス・書籍のご紹介

📝近況

ここでは、最近取り組んでいる音に関すること、仕事のこと、音楽制作のことについて書いていきます。

日頃から、音楽をもっと楽しんだり、インスピレーションが降りてきたり、感覚を鋭くしたりするにはどうしたらいいのかということに興味があり、暇を見つけては調べています。

そんな中、ロシアの科学者が発明した、コズイレフミラーという面白い鏡を見つけました。

これは量子デバイスであるタイムウェーバーにも入っている鏡で、元祖コズイレフミラーは人が入れるほどの、巨大なアルミの板で作られています。

作り方を色々と調べてみたところ、純度の高いアルミニウムがあればできそうだったので、早速取り寄せてみることにしました。

コズイレフの後継者の、とある科学者は、純粋なアルミニウムではなく、95%のアルミニウムと数%のマグネシウム・シリコンが不可欠であるとの主張を、コズイレフミラーの特許の中で記しています。一応、アルミニウムとマグネシウムの合金も売っているのですが、コズイレフミラーを作るには螺旋状に板を曲げる必要があり、合金ではその厚みによって人間の手で曲げることがほぼ不可能なので、こちらは将来の自由研究にお預けすることにしました。

アルミニウム使って工作するだけで、音楽がよく聞こえるようになったり、アイディアが次々に湧いてこれば最高ですよね。さすがに人間が入れるほど大きなものを作るのは場所の関係上厳しいため、今回は頭部のみが入る小型コズイレフミラーを作ってみる予定です。

1週間以内にアルミニウムが届くはずなので、実際使ってみてどうだったかを、こちらでレビューしたいと思います!

📘作曲とミキシングのアイデア帳

作曲やミキシングが上達する動画・記事・アイデア・最新のAIプラグインやAI作曲ツールをご紹介します。

Spliceのモバイルアプリがアップデートされ、声の録音も入力できるようになりました。

最大1分まで、自分のボーカルやハミングなどを録音でき、作成したスタックはさまざまな形式でエクスポートが可能です。

モバイルアプリで、長尺の作曲をすることはできませんが、1番最初の核となるアイディアを作るのにとても重宝しますし、数フレーズの音楽を作って、ただ遊んでみたいというユーザーにもとても面白い機能だと思います。

僕は特に歌が上手いわけじゃないので、自分の曲にボーカルを入れた事は無いのですが、アプリを使ってみて、自分のボーカルを入れるのも面白いかもしれないな…とちょっと思ってしまいました。

AIボーカル変換ソフトも最近はたくさん出ているので、こういったアプリでボーカルのアイディアを出してそれをMelodyneで修正し、他のアーティストの声に変えて自分のトラックに乗せると言うのも面白いかなぁと思いました。

📰 今週の音楽ニュース

毎週、世界中から厳選した音楽ニュースをお届けします。
  1. 99ドルのJamCorderはMIDIを常時録音するので、アイデアを失うことはありません

  2. これらの超ハイエンドスタジオモニターは、テクノのベテランによって設計されており、価格は3万ユーロ以上です。

  3. AI生成作品はパブリックドメインであると裁判所が認定

  4. 「古い技術を再考するということは、可能性の限界を超えることです」:カタリンブレッドのEMT 140への新しいストンプボックストリビュートは、クラシックなプレートリバーブの2つのエミュレーションを実行し、「変調されたタンデム」で実行します。

  5. ユニバーサルオーディオがApollo Eシリーズを発表

  6. Seed To StageでLive 12.2の新機能を探索

  7. 「サウンドトラックやアンビエントミュージックのプロデューサーにとって、おそらく史上最高のツール」:Beetlecrab Tempera のレビュー

🎧サービス・書籍のご紹介

<著書>

作曲AIに関する書籍を出版しました。

アイデアの出し方から作曲、アートワーク制作に至るまで、音楽制作からリリースまでの一連の流れにAIをフル活用する方法を解説しています。Kindle Unlimitedで読めるので、気になった方はチェックしてみてください。

<Suno AI、Udio用プロンプト生成ツール>

ChatGPTで使える、プロンプト生成ツールを作りました。

使い方は簡単。自分の好きなアーティスト名を入力するだけで、そのアーティストの特徴を出力してくれます。それを、Suno AIやUdioなどのプロンプトとして入力することで、そのアーティストのテイストに近い音楽を、AI作曲ツールが生成してくれます。

プロンプト選びに悩んでいる方は、ぜひ活用してみてください。

週刊「スタジオ翁」ニュースレター版 vol.102

2025年3月28日発行

Blog: https://studio-okina.com/