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週刊「スタジオ翁」ニュースレター vol.100
このニュースレターは音楽制作からリリースまでを個人で完結させる、次世代の音楽クリエイターに向けて書いています。
プロに限らず、誰もが音楽を作れる時代になり、AIや最新のテクノロジーを活用することで、本来ならエンジニアに任せるような仕事も個人で完結できるようになりました。
あなたがプロを目指している音楽家であれ、これから音楽を仕事にしたいクリエイターであれ、AI等を活用した次世代の音楽制作、時代に合った新しいリリースの方法を模索しているならきっと参考になるはず。
目次
近況
作曲とミキシングのアイデア帳
今週の音楽ニュース
サービス・書籍のご紹介
📝近況
ここでは、最近取り組んでいる音に関すること、仕事のこと、音楽制作のことについて書いていきます。

最近、暇を見つけては、Splice作曲講座の動画を撮っています。
なかなか進まないのでいつリリースになるかわかりませんが、楽器の弾けない僕でも映画の作曲ができ、Spotifyで100万回近く再生される音楽が作れるようになったのはSpliceのおかげです。
そんなSpliceを使った作曲の手法をみなさんにご紹介したいと思い、日々奮闘中です。
進展ありましたら、こちらのニュースレターでお伝えしますね。
さて、最近引っ越したのですが、スピーカーを置く部屋に、たまたま三芯アース付きのコンセントがあったので、対応している音響機材は全てアース接続しました。
音質を気にする方だと、すべての機材でアースを取らずに「1点アース」と言って、1点でアースを取り、他の機材は「グラウンドリフト」させてアースを浮かせるやり方もあります。でも、僕の場合は体質的に電磁波の影響を受けやすいため、全部アースをつないでも音質に問題がなければ、このやり方の方が良いんですよね。
ついでに、MacBookもアース接続できないかと思い調べてみると、このような記事が見つかったので試してみることに。(MacBookは電源に繋いでいるとビリビリするし、電磁波も結構出るのです)
以前から、僕もMacBookのビリビリには違和感を感じていたのですが、こうやって同じように違和感を感じて実験をしている人がいるんですね。感謝です。
ちょっと面倒な作業でしたが、これをすることでMacBookを触ったときの手のしびれも減り、電磁波のレベルも下がったのでとても満足しています。
僕と同じようにMacBookのビリビリや電磁波に悩んでいる人は、この方法を試してみてはいかがでしょうか?
📘作曲とミキシングのアイデア帳
作曲やミキシングが上達する動画・記事・アイデア・最新のAIプラグインやAI作曲ツールをご紹介します。

ここ数日、ポッドキャストマイクを探しているのですが、とても参考になった動画があったのでご紹介します。
ポッドキャストマイクは1万円から10万円以上のものまで様々ですが、やはりYouTubeで定番のShure SM7Bはとてもいいですね。ただし、中古で買うと偽物が多いのと、新品だとちょっと値段が高いという難点があります。
「とりあえずあまりお金をかけずにポッドキャストを始めたい!」ということならRØDEのPodMicあたりがいいんじゃないかと思いましたが、やはりはじめから良いマイクで録音していると、録音後の修正も少なく済むのでとても楽です。
この動画で紹介されているマイクの中から選ぶなら、
間違いない音質を選ぶなら:Shure SM7B
低価格で済ませるなら:RØDE PodMic、Audio-Technica AT2040
他の人と差別化を図りたい人は:Electro-Voice RE20、Earthworks
といった感じでしょうね。
自宅ならRØDE PodMicでも十分かなー、とも思いましたが、やはり自分で購入するならShure SM7Bを選ぶと思います。どこかのタイミングで楽器屋に行って、いくつかマイクを試してみる予定。
今年中には買いたい!
📰 今週の音楽ニュース
毎週、世界中から厳選した音楽ニュースをお届けします。

🎧サービス・書籍のご紹介

<著書>
作曲AIに関する書籍を出版しました。
アイデアの出し方から作曲、アートワーク制作に至るまで、音楽制作からリリースまでの一連の流れにAIをフル活用する方法を解説しています。Kindle Unlimitedで読めるので、気になった方はチェックしてみてください。
<Suno AI、Udio用プロンプト生成ツール>
ChatGPTで使える、プロンプト生成ツールを作りました。
使い方は簡単。自分の好きなアーティスト名を入力するだけで、そのアーティストの特徴を出力してくれます。それを、Suno AIやUdioなどのプロンプトとして入力することで、そのアーティストのテイストに近い音楽を、AI作曲ツールが生成してくれます。
プロンプト選びに悩んでいる方は、ぜひ活用してみてください。
週刊「スタジオ翁」ニュースレター版 vol.100
2025年3月14日発行
Blog: https://studio-okina.com/